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名作映画で観るアウディの軌跡

アウディはドイツの自動車メーカーです。画期的な乗用車用四輪駆動システムを開発し、ベンツやBMWと肩を並べるプレミアムブレンドとして目覚ましい発展を遂げました。ここでは、歴史や登場する名作映画などを交えながら、アウディの軌跡についてご紹介いたします。

アウディの歴史

1899年、ベンツ社の工場長の経験を活かしてアウグスト・ホルヒ博士が自動車修理工場「ホルヒ」を立ち上げたのですが、経営陣たちと対立して1909年に退社しました。その翌年ホルヒは新たに会社を立ち上げ、社名を「アウディ」としました。アウディとは、ホルヒの自身の綴り“Horch”の由来である「Horchen(耳を傾けて聞く)」のラテン語訳です。

【ドイツ自動車メーカーとの統合】

1932年、不景気や戦争などの影響で経営不振に陥ってしまい、「ホルヒ」を始めとするドイツ自動車メーカーの4社と経営統合を果たします。新しくなった「アウトウニオン」はドイツ第2位の地位を誇りました。しかし第二次世界大戦後の混乱もあり1958年にダイムラーの傘下に入り、1964年にはフォルクスワーゲンが「アウトウニオン」を買収しました。これを契機に社名は廃止され、1965年、エンブレム「フォーシルバーリングス」と共に、アウディのブランドが復活しました。

【イメージの向上】

プレミアムブランドとしてインパクトを与えたのが1980年に登場したアウディ・クワトロでした。独自の四輪駆動システムは優れた走行性能と走行安定性を誇り、ラリー業界にも衝撃を与えました。これがブランドイメージを向上させるきっかけとなります。

名作映画に登場したアウディ

1987年に公開された「007 リビング・デイライツ」では、主人公が運転する車にアウディのV8が登場します。
これはA8の前身となる車で、BMWやベンツに匹敵する高級車販売の先駆けとなりました。

A8は2005年に公開された「トランスポーター2」で、主人公がアウディのA8を駆使しています。カーアクションにおけるアウディの高性能ぶりが存分に発揮され、以後のシリーズにも採用されています。 またアイアンマンの主人公トニー・スタークの愛車もアウディR8です。ボディがあまりにも頑丈だったため、ラストシーンの一部が変更されたというエピソードが残っています。

【そして日本でも】

1990年代にはA4が大ヒットとなり、日本でも良く売れる外車として人気が急上昇すると、映画監督として有名な宮崎駿氏の仕事車にも使用されたことから、2001年公開の「千と千尋の神隠し」の冒頭部分にも登場しています。

アウディを始めとする外車をお求めなら、奈良にある当社にご相談ください。アフターサービスも充実しています。外車はアウディ以外にもフォルクスワーゲン、BMW、ベンツ、ポルシェもご用意しています。ショールームは奈良にありますが、全国販売も行っています。ぜひご利用ください。

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